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鎌倉時代の歌人・藤原定家による「源氏物語」の最古の写本のうち、「若紫」が見つかりました。平安時代に紫式部が書いた原文に近い貴重な史料になりそうです。
発見されたのは源氏物語が創作された約200年後に歌人の藤原定家が書き写した「定家本」の一つ、「若紫」です。源氏物語全54巻のうち、定家本は4巻しか確認されていませんでした。今年2月に三河吉田藩の藩主だった大河内家の納戸で見つかりました。
「周りの人は驚かれていたけど、私自身はあまり実感は…知識がないので重要なものだとは思っていなかった」(自宅で写本を発見した大河内 元冬さん)
「若紫」は、光源氏とのちの妻「紫の上」との出会いを描いた巻だけに、紫式部が書いた原文に近いとされる今回の発見は、重要な研究史料になりそうです。
MBSニュース
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